SPring-8秋の学校は、将来の放射光科学を担う人材の発掘と育成を目的として、特定放射光施設ユーザー協同体(SpRUC)と高輝度光科学研究センター(JASRI)が中心となり、大学および関係機関と連携して開催するものです。夏の学校とは異なり、放射線業務従事者登録を必要としない点や、大学院生のみならず企業研究者の方々にも広くご参加いただける点が大きな特徴です。本学校では、SPring-8で活躍する最前線の研究者による基礎講義、個別テーマごとのグループ講習、さらにビームラインをはじめとする施設見学を通じて、放射光の原理から利用研究の基礎までを体系的に学べるカリキュラムを用意しています。
今年度は蓄積リング棟に加えてニュースバルの見学ツアーも実施し、座学から加速器・ビームラインの見学までを一貫して体験することで、より深い理解を得られる機会を提供します。また、X線自由電子レーザーSACLAの講義・NanoTerasuに関する紹介も取り入れ、最新の放射光施設について学ぶ場も設けています。
基礎講義およびグループ講習は、大学3年生が十分に理解できる水準に設定しており、専門分野が異なる参加者でも安心して受講いただけます。秋の学校は、SPring-8を用いた研究に興味を持つすべての方を対象としており、これから放射光利用を検討している大学院生や企業研究者にとっては入門の機会となるだけでなく、卒業研究や進学を控えた学生にとっても進路選択の一助となります。もちろん、すでにSPring-8や他の放射光施設を利用した経験があり、さらなる理解を深めたい方の参加も歓迎します。
SPring-8秋の学校へようこそ!
今年の秋の学校は、秋を待ちきれず、一足早く8月に開催します。今回は、SPring-8の基礎から、次世代放射光施設が切り拓く未来まで幅広く学べる内容を用意しました。さらに、NanoTerasuの最新情報の紹介に加え、ニュースバルの見学も企画しています。放射光施設をより身近に感じ、多くの発見や新たな出会いにつながる実り多い秋の学校となることを願っています。

2026年7月吉日
第10回 SPring-8秋の学校 校長/特定放射光施設ユーザー協同体(SpRUC)会長
兵庫県立大学 大学院理学研究科 教授
学長特別補佐(放射光担当)
田中 義人
ポスター
(3.6MB)
SPring-8秋の学校事務局
公益財団法人 高輝度光科学研究センター
利用推進部 辻本・西川・古川
e-mail:2026autumnschool@spring8.or.jp
TEL:050-3502-3763